家づくりにおいて「完成後には見えなくなる部分」ほど、確かな技術が求められる——
今回は、そんな設備・基礎工事の一部をご紹介します。
■ 地中に隠れる「配管」は命綱

こちらは、ユニットバス周りの給排水配管の様子。
見ての通り、給湯(ピンク)・給水(ブルー)・排水(グレー)が的確に整備されています。
床下に潜ることで直接確認できるこの段階で、勾配や取り回しを正確に行っておくことが、後々の水漏れ・詰まりトラブルを未然に防ぐ重要なポイント。
配管の固定も金具を使って丁寧に施工されており、振動やズレによる損傷リスクを最小限に抑えています。
■ 基礎工事の要「スリーブ入れ」

基礎の配筋段階では、**配管や電気配線を通すためのスリーブ(貫通パイプ)**を所定の位置に仕込んでおきます。
この作業を怠ると、後から基礎に穴を開けることになり、構造耐力を損ねる原因にもなりかねません。
位置、高さ、角度…すべてに意味があり、図面通りの正確な施工が求められる部分です。
■ 雨の日も黙々と。

天候の影響を受けやすい基礎工事。
こちらは雨天後に水が溜まった現場の様子。
現場では、安全を確保しながらもスケジュールに遅れが出ないように、柔軟に対応しています。
このような場面でも、丁寧にスリーブの位置確認・高さ調整を行い、正確さを欠かさない姿勢が、完成後の安心へと繋がっています。
壁や床に隠れてしまう“裏側”の工事。
けれど、そこには住まいの安心を支える「職人のこだわり」があります。
普段は目にすることのない工程だからこそ、私たちは一つひとつの作業に妥協せず丁寧に向き合っています。
これからも、暮らしの「当たり前」を支える設備工事を、一つずつ確実に。